2025.02.03
ボーカル解雇のお知らせ
【ボーカル解雇のお知らせ】
平素よりSclaimを応援していただきありがとうございます。
この度は、ボーカルYUITOについて報告がございます。
コロナ以前の活動中含め、数年来に渡って度重なる信頼を損なう言動があり
その都度、本人、メンバー間で問題解決に向けて話し合いと対策を行って参りました。
その中で2021年に、メンバーやファンを裏切る重大な問題が発覚しました。
その件につきましては弁護士に依頼をし、解決をしました。
その後、他メンバー3人は彼の謝罪を受け入れ行動の改善と信頼関係の回復を求めました。
しかしその後2年間に渡り度重なる不義理や信頼を損なう言動が繰り返された上、
2024年に入り音信不通となりました。
また、関係者、友人などから大金を借り連絡を絶つ行為を繰り返している事が発覚いたしました。
上記の理由により、これから先もバンド活動を共にする事は困難であると判断しSclaimから解雇する事といたしました。
突然の発表となり、応援してくださるファンの皆様ならびに関係者の皆様には、
心より深くお詫び申し上げます。
今後の活動につきましては、
本日20時に大切なお知らせをさせていただきます。
2025.2.3 Sclaim
以下、KEITA、ICHIRO、たけちからのコメントとなります。
----------------------------------------------------------
【KEITA】
こんなお知らせになってごめんなさい。
まず最初に
音楽性の違いだとか、嘘でもそういう表向きは無難な形での発表をできない事をお伝えします。
俺はコロナが始まってライブ活動が止まってからのこの数年間
Sclaimや俺を好きでいてくれるファンの為にと、自分のSclaimへの熱を絶やさない為に
配信を続けてきました。
約5年間毎週欠かさずにファンと言葉を交わしてきた。
みんな「Sclaimが大好きです」「ずっと待ってます」
って言ってくれた。
俺も「必ずまた会えるから待っていてね」と言い続けてきました。
だから、嘘の発表ではみんなに対しての俺のケジメをつけられない。
俺がずっと嘘を言ってきた事になってしまう。
だから本当の事を話します。
数年前元メンバーが、メンバーやファンを裏切る行為をしました。
その問題については弁護士に依頼をしどうにか解決させました。
でももう手遅れでした。
歌や人間性に魅力があれば、不祥事を起こしてもファンは残る。
でも人間性も歌唱力もクズなので居なくなった。
俺達は話し合いの結果、元メンバーを許しました。
その不祥事によりバンドが大きなダメージを受けファンも減り
長く一緒にやってきたメンバーの絆も壊れた。
だからそれに対して関係の修復や活動を頑張ることでケジメをつけてくれと伝えた。
その後の2年間、彼の行動は何も変わらないどころか更に悪くなった。
口を開けば嘘と言い訳、不義理の連続。
そしてある時俺はSclaimを辞めようと思いました。
解散するか俺が脱退しようって。
でも、その時に頭に浮かぶのはずっと続けてきた配信でみんながくれたたくさんの想いでした。
もう辞めようと決意しても、数日後には配信をしなければいけない。
だから、待っていてくれるファンの事をずっと考え、どうにか持ちこたえました。
そして、あまり弱らない俺がこんな気持になるんだから、ICHIROとたけちも絶対に辞めたいだろうと思って、3人で話す機会を作った。
まだコロナ禍で会うことはほとんどなかった頃。
そこでICHIROもたけちもこう言った。
「もう俺は辞めたい。今日は脱退するって事を言うつもりでここに来た。」
やっぱりなって思った。
たけちはずっと泣いてたよ。
だからその時、さっき言った配信でみんながくれたたくさんの想いや言葉を2人に伝えて、思いとどまるように説得した。
説得したのは1回や2回じゃない。
そういう話になる度に待っていてくれるファンの事を何度も話した。
特に俺のメンバーシップに入っていて言葉を伝えてくれるみんなの事を。
もちろん、俺自身もその中でも辞めようという気持ちに揺れた日も数え切れない。
俺はコロナ禍に、配信機材を揃えて、
1人でギター1本で、ちゃんとチケット代をもらっての配信ライブをずっとやってきた。
Sclaimの曲を1人で演奏し続けてきた。
だって待っててくれてるファンがいるんだもん。
今調べたら多分有料の配信ライブは21本かな。
無料ライブも入れたら30本以上とかやってるのかな。
それでも次第にみんなの熱が冷めていくのを感じた。
最初3000近くあったコメントが、300とかまで落ちてたからね。
元メンバーの不祥事と、それに関連する色々な事と、コロナが終わってもいつまで経っても動き出さないバンド
時間が経つにつれどんどんファンが減っていくのは当たり前だ。
そしてその間も繰り返される不義理。
次第に俺は、元メンバーの声を聴くことが無理になり
名前の文字を見る事すら無理になった。
楽しみにしててとみんなに何度も話してた完売してるアルバムの2ndプレス。
せっかくならMIXし直して新しくして届けてあげようと作業していて、少しずつ仕上げてたのにその状況なので出せなくなった。
配信ライブのCDも1枚発売し、あと2枚発売すると告知もし作業もしていましたがそれも出せなくなった。
何日も何日も時間をかけてやった全ての作業が無駄になった。
サブスクに登録するのもカラオケに曲を入れるのも何もかも全部できなくなった。
それでも本気でどうにかこの4人で復活しようと頑張った。
2023年の12月までは。
2024年の1/1に、元メンバーに対して、
もうこんな人間とは関わりたくないと心の底から思うようになり、全てを諦めました。
その日以降、配信でも1度もSclaimの曲をBGMで流していません。
Sclaimという言葉も言わなくなった。
「また4人のライブを観れるのを待ってます」
「Sclaimが好きです」
というコメントを読む度に俺の心が死んでいった。
過度のストレスで突発性難聴も発症した。
俺の発言も少しずつ荒れていたと思います。
配信でみんなが聴いているのに、Sclaimを否定するような事を言うようになった。
Sclaimをクソバンドって何度も言った。
確定的な言葉は言えないけど、みんなに察して気付いてほしくて、
それでこの発表があった時にみんなの傷が少しでも減るなら
その発言で俺が嫌われても別にいいやって思った。
そして、元メンバーは飛びました。
どんなにクズでも最後に今まで支えてくれたファンへのケジメの解散ライブを見せてあげる事すら放棄するとはさすがに思わなかった。
最後のSclaimの終わらせ方をどうするのかの話し合いすら4人でする事はできませんでした。
ライブDVDも欲しいってみんな言ってくれてたけど、残してあげられなくてごめんね。
そもそも無理なんだ。
歌えてないから。
俺は長年彼の歌をレコーディングしてきたけど、歌詞の1行すら1回で歌えた事は1度もない。
ピッチもリズムも全部合わない。
直せばいいって次元ではない。
直せない。
だから歌の素材を1文字〜数文字ずつ、1曲につき週1で期間にして1曲2ヶ月くらい。
時間をかけて録って、それを俺がエディットで組み上げどうにかしてきた。
だからライブでちゃんと歌えた事がない。
これが出せない本当の理由です。
ごめんね。
メンバーへの不義理は不祥事以前、ライブをやってる時から普通に続いていました。
じゃあなんでそんな奴と一緒にやってきたのか。
そんな奴でも友達だったから。
他のメンバー3人だって良い所もあれば悪い所もある。
人間だからね、そりゃいろいろあるよ。
でもお互いがすり合わせながら仲悪い時期とかも乗り越えてずっとやってきたんだ。
だから努力して歌も上手くなってくれる
人間性だって変わってくれるかもしれない
そう思って必死にやってきた。
でもだめでした。
彼が飛んでからの1年
どうしようって、どう終わらせようって
何十回も3人で話し合った。
そして
この1年間、1秒でも早く発表したかった事が
やっと発表できました。
傷は浅くはできなかったよね。
ごめんね。
こんな結末になってごめんなさい。
今まで応援してくれたみんなには本当に感謝しかありません。
ありがとうね。
活動中支えてくれたたくさんの仲間や関係者の方々、本当にありがとうございました。
最後に。
最近ね、
またやりたいことがみつかったんだ。
ICHIROとたけちと一緒に。
だから、もしよかったら、
もう1回信じてついてきて欲しい。
メンバーもファンのみんなも
純粋な気持ちで楽しんで共鳴し合える音楽を
、これから創っていきます。
今、大切な仲間と創っています。
すぐに届けるから。
待ってて。
2025.2.3 Sclaim KEITA
-------------------------------------
【ICHIRO】
永遠とはいかないのは分かっていたけど、最後までこの4人でステージに立つものだと俺はずっと思っていた。
活動再開を待ち続けてくれていたファンのみんなのために、どれだけ時間がかかってもどんな形であれ表に立ちたかったし、立たなければいけないと思っていたし、そういう話は何度も4人でしてきました。
それなのに突然一方的に連絡を絶ち、何の責任もけじめも取ることもなく彼は居なくなりました。
「聴く人全てに想いを届けます」とか、「伝えます」とかあれだけ口にしていた彼の言葉は全て口先だけのものだったのかと虚しさや悲しみしか込み上げてこなかった。
自分たちの理想に少しでも近づけるようこれまで彼に対しては相当の気持ちと時間を使ってきた。
時には厳しい事も言うこともあった。
それはお互いをより良い方へ進めるためであり、自分では見えていない部分を指摘してあげる意味もあった。
これはどのメンバーに対しても同じこと。
しかし彼には何も届いていなかった。
理解したといつも言っていたが、何一つ理解してもらえてなかった。
そして自分が原因で関係に溝を作ったのなら、仲間ならばその溝を1秒でも早く埋めようと行動するのが普通であって、これは音楽とか関係なくどんな社会でも同じだと思う。
しかし彼はそれを全てこちらに委ねるというか、こっち次第とする行動しか取らなかった。
むしろ「そっちから歩み寄ってくるべき」という発言もありそれには耳を疑った。
いち社会人として、1人の大人として到底考えられない行動を取った事に対して、それでもギリギリまでまた元通りになるよう何かを感じさせてくれる行動を期待していた。
でもその気持ちも踏みにじられてしまった。
ここまでずっと待ってくれていたみんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだし、こういう形になってしまった事がものすごく無念で仕方ない。
こんな形になってしまったけど、KEITAとたけちとはまだ一緒にやります。
みんなに俺たちの音を必ず届けるのでまだまだ応援してくれたら嬉しいです。
2025.2.3 Sclaim ICHIRO
-------------------------------------
【たけち】
まず、Sclaimを応援してくれたファンの皆とSclaimを知る関係者の方々に、長い間本当の事を言えなかった事を謝ります。
ごめんなさい。
今回の解雇に繋がる最初の不祥事が発覚した際に、オレの気持ちは解散か脱退かのどちらかしかありませんでした。これだけ長く一緒にやってきた仲間を平気な顔で裏切る人間とこの先一緒に音楽を創れるはずがないと思ったからです。
しかしメンバーの説得、本人の謝罪もあり、その気持ちを押し殺し再度Sclaimを続ける事を選びました。
本人の意識・考え方が変わる事を信じてメンバーで話し合いを重ね、時には一対一で本人にアドバイスする事もありました。
でも、残念な事に彼が変わる事はありませんでした。それどころか、まるで自分が被害者であるかのような振る舞いを始め、こちらの言い分も聞かず一方的に連絡を断ちました。
やはり人間性というものはなかなか変えられない。それでも過去の自分も過ちを乗り越えて成長してきたのだからと信じて待っていましたが、それは叶わずこのような結果になってしまいました。
人の人生って、一つの物語だと思います。
誰かに聞かせる時に胸を張って自分の物語を話せるよう、日々を積み上げるものだと。
彼の物語はどうでしょう?長年を共にした仲間を裏切り、ファンを裏切り、関係者も友達もいない、最後に自分の責任を果たす事もせず逃げる、こんな物語を誰が読みたいと思うでしょうか。
初めは怒りの感情もありましたが、今はもう哀れみしかない。
ずっとSclaimの活動を待ち続けていたみんなに対してはこんな結果になって本当に申し訳ないと思います。
それでも、KEITA、ICHIROとは今後も一緒に音を創って行くつもりです。
だから待ってて下さい。
2025.2.3 Sclaim たけち